先ほどテレビを見ていて、札幌の定山渓という温泉街の旅館でノロウイルスによる食中毒が発症したというニュースを見ました。
私は札幌在住なので、集団ノロウイルスが身近な所で発症していて驚いています。
ノロウイルスに関しては、実はうちの弟がかかったことがあって…非常に辛かったと当時の話を聞いたことがありました。。
このノロウイルスは特に冬に流行する傾向にありますが、このウイルスに感染しないようにするためには、予め予防することが大切です。
では、このノロウイルスの予防法についてまとめてみたいと思います。
まずは手洗い
手洗いは当然であり、基本ですね!うちでも必ず子どもに手を洗うように教えてますし、私自身も念入りに手を洗うようにしています。
手は色々と触れますからね、これで接触感染などの二次感染の予防にもなります。
必ず帰宅後だけでなく、除菌するつもりで日頃から手洗いを習慣付けましょう。
手洗いの方法
ただ、手洗いは正しく洗わないと菌が残ってしまいます。
30秒は念入りに洗わないと菌が残ってしまうので、手首も含めてよく菌を洗い落としましょう。
手洗いの方法については、こちらの記事に詳しい手順が記載されていますので、参考にしてみると良いかもしれません。
また、こちらの記事によるとアルコール消毒も効果的ということがわかります。
アルコール消毒(アルコール手指消毒剤)と手洗い(石けんでの手洗い)では、アルコール消毒のほうが優れた消毒効果を発揮することがわかっています。
公共機関でのアルコール除菌もよく目にしますよね?
これはちゃんと効果があるようなので、手洗いによる手荒れが気になる方は、こちらも利用してみても良いかもしれません。
食品には熱を通す
次に、直接口にする食材についてです。
まず、先ほどの手洗いでは基本的に菌は死にません。手洗いは、ただ菌を洗い流すだけです。
そのため、食品の感染予防としては別の予防をしなければいけません。
この場合は加熱による菌の感染予防が効果的です。
下記のページにあるように、ノロウイルスの予防には充分な加熱が必要となります。
85℃以上1分間以上の加熱によって感染性を失うため、特にカキなどの食品は中心部まで充分加熱することが食中毒予防に重要である。
また、ノロウイルスといえば牡蠣が感染しやすいと有名ですが、生ものに触れたものからの感染も充分に考えられるので、生ものを扱った後のまな板には加熱消毒や、専用の除菌スプレーなどが効果的です。
ノロウイルスの予防についてまとめ
ざっとノロウイルスの予防についてまとめましたが、いずれも基本的な内容です。
こういった菌の感染は冬だけとは限りませんから、日頃からの予防が大切なので、ぜひ習慣付けておきたいところですね!
ただ、今回の札幌の旅館で発生したノロウイルスは、何が原因で感染したのかは明らかになっていませんが、こういった宿泊施設では予防のしようがないかもしれませんね。。
年末ももうすぐなので、正月に向けて楽しく過ごすためにも予め予防しておきましょう。